2016年3月にDeNAに入社して以来子会社のペイジェントに出向していましたが、
2018年4月よりオートモーティブ事業部へ異動することになりました。
一つの区切りとして今までやってきたこと、これからやることをまとめようと思います。
シェイクハンズ制度とは
本人と異動先の部署の合意さえあれば、人事と現部署の上司の承認なしに異動が可能となる制度です。
2018年8月に立ち上がった、新しい制度です。
今回このシェイクハンズ制度を利用して異動が実現しました。
この制度がなければ、多分他社に転職していたと思います。
社内異動という選択肢を用意してくれるのは、社員にとっても会社にとってもとても良い制度だと思います。
他にも副業が解禁になったりと、社員が働きやすい環境づくりを積極的に行なってくれる会社です。
ペイジェントでなにをしたのか
前半は基幹システムの大規模リプレースの設計&実装、後半は新規案件の立ち上げにPLとして携わりました。
- 基幹システムの大規模リプレース
- 要件定義(ステークホルダーからヒアリング)、設計
- フレームワーク設計、実装
- 新規案件の立ち上げ
- PLとしてプロジェクト管理
- システムの骨組みを実装
- 開発サーバ、デプロイサーバの準備
- 他社システムとの調整
優秀な方ばかりで、入社当時はこの会社で本当にやっていけるのだろうかとビビった記憶があります。
徹底的にロジカルな思考、社員一人ひとりが自分事になって仕事に向かう姿勢、役職関係なく正しいと思う意見をぶつけ合うフラットさなど、前職のSIerにはない文化がありました。
丸二年間、刺激的な環境で仕事をさせてもらい、成長させてもらいました。
なぜオートモーティブに行くのか
自分のやりたいことを改めて考えたとき、エンジニアとして自ら手を動かしてものづくりをしたいという気持ちが強くありました。
自分なりにキャッチアップしてきた技術や手法を、実サービスに落とし込みたい。
また、自動車業界は自動運転という大きな転換点にあり、
まだ世の中に存在しないものをつくるフェーズに関われることに大きな魅力を感じました。
家族や親しい人が今より少しでも幸せに過ごせる社会をつくれたらいいなと思います。
オートモーティブでなにをするのか
自動車事故低減を目指すプロジェクトに、サーバサイドエンジニアとして携わります。
Ruby、Go、AWSなど触ることになりそうです。
3月から兼務で働いていますが、スピード感が全く異なります。
同じDeNAでも、お金を扱うペイジェントと新しい価値を届けるオートモーティブでは開発手法や文化が全く違います。
Web系のスピード感に追いつきつつ、ミスできない大事な場面ではSIerやペイジェントで学んだ手堅い開発を活かしたいと思います。
今後の抱負
「ITの力で今よりもっと良い世の中にする」ということに、交通という大きな規模感で関われることにワクワクしています。
エンジニアとして腕を磨いて、プロジェクトに貢献できるよう精進していきます。
直近では、
- 業務では未経験のRuby、Go、AWSなどキャッチアップ(ポテンシャル採用してもらえたことに感謝!)、
- 個人やチームの生産性向上系の知識
- 常にフルパワーで働く/遊ぶための体づくり
あたりに注力したいと思っています。
ペイジェントでお世話になった方、今までありがとうございました。
オートモーティブでも頑張っていきます。