ミズノブログ

ミズノです。プログラミング・子育て・経年変化するもの など好きなことを雑多に書きます。

家族にむけてリビングLTをやってみました

先日「リビングLT」と称し、自宅のリビングで家族に向けて家計改善のLTをしてみました。
チームビルディングやプレゼン資料の作り方など、仕事上のスキルをうまく使いながらやってみたところ、 手応えがあり家族にもなかなか好評だったのでまとめてみます。
(ちなみに妻は非エンジニアで、電化製品は何もしてないのに動かなくなってしまいがちなタイプの人です。)

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モチベーション

家庭の問題点を改善したかった

以前から家計について課題感はあったものの、気をつけなきゃねーで終わってしまっていました。
しっかりと問題と向き合って解決するためのアクションを打つためには

  • 現状分析(問題の根拠)
  • 理想の状態
  • 理想と現実のギャップ
  • ギャップを埋める具体的なアクション

を整理して、筋道を立てて共有しないと解決できないなと思い、それならいっそLT形式にしてみようかなと思い立ちました。

問題解決を家族で楽しみたかった

子供はまだ小さくお金を使うのは僕か妻のどちらか。
普通に話すと間違いなく "どちらのせいか?" と対立構造になってしまうのが想像でき、それは避けたいと思いました。
LT形式にして、問題を客観的に分析・アクションの提案をすることで、 "問題に立ち向かうチーム" 感を出してみました。
シリアスな感じにせず、誰かのせいにもせず、問題解決を家族でワイワイ楽しめたらいいなと考えました。

妻にスライドの作り方を教えたかった

専業主婦の妻が、最近マクロビやファスティングなど食に関する講師になることを目指しており、スライドでセミナー資料をつくることに苦心していました。
(Web系のエンジニアは)こんな感じでスライド作ってるんだよ、というのを見せて少しでも参考になればいいなと思いやってみました。

楽しくカイゼンする姿を子供に見せたかった

上の子が4歳になり、いろんなことをものすごい勢いで吸収しているので、なんにでも応用できる「カイゼン」を家庭の中で学べたらいいなと思いました。
パパとママが面白そうなことやってるな、課題の解決ってなんだか楽しいんだなー、と思ってくれたら成功。

TVにスライドを映す方法

Amazon Fire TV Stick × MacBook (AirPlay)

LT感を出すにはリビングのTVにスライドを映したい。
なるべく余計なものを購入せず、家にあるものでやるにはどうしたらいいかなと検討してみました。
その結果、すでに持っている「Amazon Fire TV Stick」に「AirReceiver」というアプリを入れ、MacBookからAirPlay経由でTVに出力することができました。

下記の記事がよくまとまっていたので、参考にしてみてください。5~10分あればできます。 ischool.co.jp

スライドの作り方

Googleスライドを利用

時間をかけずシンプルにスライドを作りたかったこと、妻との共有が簡単なこと、などからGoogleスライドを利用しました。 www.google.com

スマホで十分作れる

公式のiPhoneアプリがあり、通勤電車内でサクッと作ることができました。

Googleスライド

Googleスライド

  • Google LLC
  • 仕事効率化
  • 無料
apps.apple.com

最初は必ずテキストで

スライド作成の基本ですが、必ず先にテキストで内容を整理することにしています。
いきなりスライドに手を付けてしまうと、レイアウトやフォントなど本質でないデザイン的な部分ばかりに時間が溶けてしまいます。(昔はよく陥ってました、、、)
普段からEvernoteを使ってテキストをまとめています。 f:id:nesheep5:20190818042201p:plain

あとは以下のことに気をつけながら、なるべくシンプルにつくることを心がけました。

  • 1スライド1テーマ
  • 余白を残す
  • デザインに凝らない
  • 時間をかけない
  • ストーリーを意識する

    • 現状分析(問題の根拠)
    • 理想の状態
    • 理想と現実のギャップ
    • ギャップを埋める具体的なアクション

出来上がったスライドはこちら。(具体的な数字は伏せています)

どうだったか

面白がってくれた

妻も子供も、面白がってきいてくれました。
シリアスにならず楽しく問題解決する、という点はクリアできました。

これからやるべきことのイメージが合わせられた

グラフを用いた現状分析のおかげで、ぼんやりだった課題感がしっかり伝わったようでした。 どうしていいか分からなかったのが、具体的なアクションに落とし込んだおかげで行動に移せるようになりました。

こんなの作れてすごいね、と褒められた

「こんなのサラッとつくれてすごいね!」と、妻からの尊敬ポイントがちょびっと上がりました。笑
妻や子供からすると、エンジニアのパパが普段どんな仕事をしているのか想像ついていないので 「パパはお仕事でこんなの作ったりするんだよ」というのが示せてよかったです。

子供が飛び入りLTしてくれた

4歳息子が、ぼくも発表する!と前に出てきて
「星座の絵本と、クワガタムシとカブトムシの絵本を作ります!」
と宣言してくれました。笑
ちょっとでも興味を持ってくれたようなので良かったです。 f:id:nesheep5:20190818051452p:plain

リビングLTはおすすめ!

家庭の問題を、LT形式で楽しくカイゼンしていくことができました。
思った以上に良い手応えがあったので、ぜひ皆さんも試してみてください!

2018年の目標

あけましておめでとうございます。
昨年は家を建てたり、子供が生まれたりと変化に溢れた年でした。
今年も充実して過ごせるよう、目標を掲げたいなと思います。

生活の目標

パフォーマンス向上

だるさや眠気、肩こり腰痛などを感じ、日中のパフォーマンスが悪いと常々感じていました。
今年は原因を一掃し、体力をつけ、パフォーマンスの向上に注力しようと思います。
また毎日のルーチンを見直し、ムダな時間を減らして時間を有意義に使おうと思います。

  • 肩こりを治す
  • 腰痛を治す
  • 睡眠の質を上げる
  • 運動する
  • 体脂肪15%以下
  • 筋肉をつける
  • 22時までに寝る
  • 5時半に起きて朝活
  • ムダな時間を削る

生活に必要な知識をつける

家庭を持ち、生活を送る上で必要な知識がたくさんあると感じました。
家庭の生活向上のため、少しずつ知識を貯めて家族と共有しようと思います。

  • 子育ての知識をつける
  • お金の知識をつける
  • 健康の知識をつける

家族を大切にする

前職では残業ばかりで家族との時間がとれませんでした。
転職して生活が安定してきたので、家族との時間を大切にしたいと思います。

  • 子供と目一杯遊ぶ
  • 妻とたくさん話す
  • イベントを大事にする
  • 両親、祖父母とまめに会う

家庭のカイゼン

家庭もひとつのプロジェクトとして捉え、日々カイゼンしていくべきと考えています。
今年はきちんと行動に移していこうと思います。

  • どんな家族になりたいか?(ミッション、ビジョン)を話し合う
  • 何歳で何をしたいか?(ロードマップ)を話し合う
  • 妻とお互いの目標を話し合う
  • どんな子どもになってほしいかを話し合う
  • やりたいことを話し合う
  • 普段困っていることを話し合う

仕事の目標

新しい技術を身につける

エンジニアとして成長するため、常にアンテナを高く張り情報収集します。 興味があったけど着手できていなかったことに挑戦したいと思います。

  • rubyをマスターする
  • railsをマスターする
  • AWSをマスターする
  • TDDを実践する
  • DDDを勉強する
  • チームビルディングについて勉強する

アウトプットする

アウトプットすることで自分の考えを整理し、また共感してくれる方との接点を増やしたいと考えています。
セルフブランディングの一環としても、積極的にアウトプットすることを意識します。

  • ブログを書く
  • OSSに貢献する
  • アプリを公開する

収入アップ

今までお金を欲しがることに恥ずかしさがあったのですが、会社への貢献度=年収として捉え、自分の成長度を測る指標である、と考えを改めることにしました。
評価面談時に目標を擦り合わせ、達成することで毎年少しでも年収アップするようチャレンジしたいと思います。
また会社の制度として正式に副業OKとなったので、何かできないか模索しようと思います。

  • 会社に期待されていること、自分のやりたいこと明確にする
  • 副収入について考える

目標を立てただけではダメ

いつも目標を立ててもすぐ忘れてしまうので、目につくところ(ブログ)に書き出してみました。
定期的に進捗を確認し、目標達成に向けて頑張りたいと思います。
皆さん本年もよろしくお願いします!

「人を動かす」で寝かしつけに成功した話

「人を動かす」を読んだ

先日読んだ「SOFT SKILLS」の中でオススメ書籍として紹介されていた、「人を動かす」を読み始めました。 nesheep5.hatenablog.com

人を動かす 新装版
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デール カーネギー Dale Carnegie 山口 博
創元社
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D.カーネギーの名著で、あらゆる自己啓発書の原点と言われる本書。
初版が1937年と古い本のためエピソードに時代を感じますが、人間の本質的な部分は変わらないので現代でも十分に通用する内容です。
現代の自己啓発書をたくさん読み漁る前に本書を一読しておくと、より理解が深まりそうです。 息子が大きくなったときにも読ませたい、良書でした。

連続殺人犯ですら、自分のことを悪人だと思っていない。

本書の冒頭に出てくる、

「連続殺人犯ですら、自分のことを悪人だと思っていない。」

が衝撃的でした。

「凶悪犯でさえ自分が悪いと思っていないのに、普通の人を非難して誤りを認めさせ、改めさせる事など出来ない」とのこと。

たとえ正論だとしても、他人を非難、中傷することは誤り。思い通りに動かすどころか、相手は逆上し恨みを募らせます。

じゃあどうすればいいのか?

カーネギー「自ら動きたくなる気持ちにさせること」が重要と説いています。

そのためには、

  • 相手の欲しがっているものを与える
  • 相手にいかにメリットがあるかを伝える

が大切とのことでした。  

子供の寝かしつけで試してみた

なるほどと思い、早速実践してみることにしました。

3歳になる息子がいるのですが、夜なかなか寝てくれず、

「早く寝なさい」
「寝ないと明日遊んであげないよ」
「寝ないと鬼さんくるよ」

と怒っていました。

罰や恐怖で無理やり言うことを聞かせても、ストレスがたまるし、罰をやめれば元に戻ってしまいます。

そこで、

「もうすぐサンタさんくるでしょ?何が欲しいんだっけ?サンタさん来た時に起きてたら、プレゼント持って帰っちゃうね。今から早く寝る練習しとこうか」

と言いかたを変えてみました。
そうすると不思議なもので、すんなり納得し、嬉々としてプレゼントはあれが欲しいとか言いながら進んで寝てくれました。

「人を動かす」ではなく「動いてもらう」

ビジネスも子育ても関係なく人を動かす方法は同じで、「いかに気持ちよく行動してもらうか」 なんだなと思いました。

頭の切れる人ほど正論で言い負かしてしまいますが、 それで納得し気持ち良く行動してくれることはありません。まして好意を持ってくれることはありません。

先日読んだ、前田祐二さんの「人生の勝算」でも

「大きなことをしたければ人に好かれるようになれ」

とありました。あなたのために喜んで動いてくれる人を増やせ、と。

人生の勝算 (NewsPicks Book)
前田 裕二
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人間、一人では生きられず、必ず他人と関わりを持ちます。
円滑なコミュニケーションが出来ることはとても重要であり、それだけで人生が豊かになります。

部下が動いてくれない、子供がいう事聞かない、夫が何もしない、、、

そういう悩みがあるかたは、一読することで考え方が変わるかもしれません。
とてもためになる本だったので、気になる方はぜひ読んでみてください!